ヴァーチャイルドは次元「ドミナリア」の氷河期末期から雪解けの時代まで活躍した、キイェルドー王国の女戦士でした。
アライアンスの様々なカードのフレーバーテキストにその名前を確認できます。
ヴァーチャイルドは、肉親をバルデュヴィアという氏族の襲撃により失ってしまいます。
彼女はやがて、その怒りによりキイェルドーの戦士として昇進していきます。
AR(アーギウィーア歴)2934年、ストロームガルド騎士団とその陰謀団によるダリアン王の暗殺計画を阻止した功績から、長年空席だったキイェルドー国軍の将軍となります。
某課長並の大出世ですね。
さて、そんな彼女ですが、
『フレイアリーズの世界呪文』により氷河期が終わり、雪解け期になった頃、ダリアン王がとある政策を打ち出しました。
キイェルドー・バルデュヴィア同盟政策です。
バルデュヴィアを憎んでいる彼女は当然この政策には反対でした。
そこでヴァーチャイルドは自分の死を偽装し行方をくらませ、密かに反バルデュヴィアのゲリラを組織します。
キイェルドー内にも彼女の同調者は多く、やがてその戦力は無視できないほど膨れ上がり、AR2954年、バルデュヴィア交易地襲撃事件を起こします。
しかしこの事件がきっかけとなり、キイェルドー・バルデュヴィア同盟がより進展、より強固となり、統一国家『新アルガイヴ』誕生するのでした。
今回のカードは反逆者時代をモチーフにしています。フレーバー的にも素晴らしい一枚ですね。